自律神経とは
自律神経（じりつしんけい）とは、呼吸や消化、体温調節など、自分の意思に関係なく生命活動を維持するのに動く神経系の総称になります。交感神経と副交感神経の2つに分かれており、常にバランスを取りながら働き、体の状態を保っています。交感神経は、体の活動を高める「アクセル」のような役割を果たします。副交感神経は体の活動を抑制し、休息を促す「ブレーキ」のような役割を果たします。交感神経が優位になると、頭痛、肩こり、胃腸障害、不眠症、動悸、息切れなどが起こりやすくなります。副交感神経が優位になると疲労感、倦怠感、食欲不振、便秘、腸の不調などが起こりやすくなります。交感神経と副交感神経が常にバランスを取りながら働いているので、自信としては正常に機能するように生活習慣に気を遣っていく必要があります。
自律神経が乱れる原因
生活習慣の乱れ
睡眠不足、夜更かし、不規則な食生活、運動不足などの生活習慣の乱れは、自律神経のバランスを崩します。
ストレス
精神的なストレスや身体的なストレスは、交感神経を優位にし、自律神経のバランスを崩します。
姿勢などの構造的なもの
猫背、ストレートネック、姿勢不良などにより、筋肉の緊張、呼吸などが浅くなることによって構造的に気分に影響を与えてるケースが有ります。
ホルモンバランスの変化
女性の場合は、月経周期や更年期によるホルモンバランスの変化が、自律神経のバランスを崩すことがあります。
病気
糖尿病や高血圧、甲状腺機能亢進症などの病気は、自律神経のバランスを崩すことがあります。
加齢
年齢とともに、自律神経の働きは低下し、バランスが崩れやすくなります。
一般的な自律神経の整え方
規則正しい生活 睡眠リズムを整え、早寝早起きを心がけましょう。
適度な運動 ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的です。
バランスの良い食事 栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
ストレス解消 ストレスを溜め込まないように、リフレッシュできる時間を設けましょう。
リラックス法 ヨガや瞑想などのリラックス法を取り入れましょう。
＼自律神経に対する当院の施術例／
鍼治療
鍼治療は、身体の自然治癒力を高め、痛みや不調を根本から改善することを目的としています。鍼刺激によって筋肉の緊張をほぐし、神経系を調整することで、慢性的な痛みや急性の痛みを効果的に緩和します。鍼刺激は自律神経系にも作用し、ストレスの軽減や睡眠の質の向上、内臓機能の調整に寄与します。痛みの緩和、血行促進、自律神経調整、免疫力の向上を促します。
灸治療
灸治療は、身体の内部から温めることで自然治癒力を高め、多岐にわたる症状の改善に効果を発揮します。温熱効果により筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減します。慢性的な痛みや冷えからくる痛みにも効果的です。痛みの緩和、血行促進、自律神経調整、免疫力の向上の効果が期待されます。ストレスの軽減やリラクゼーション効果をももたらし、心身のバランスを整えます。
マッサージによる筋弛緩
筋肉が緊張している部分を重点的にほぐしていきます。ほぐすことによって血流の循環も良くなります。痛みの緩和、可動域の改善、リラクゼーション、これらをうまく組み合わせることで、専門的な技術と豊富な経験を活かしたマッサージ施術を提供しています。関節の動きをスムーズにし、日常生活での動作を楽にします。日常動作やスポーツでの怪我予防にも寄与します。
HVMCデルタ 微弱電流治療
MCC治療モード（全身コンディショニング）が搭載されており、４点の手首・足首から全身に微弱電流を通電します。神経の興奮を落ち着かせながら、炎症の抑制、自律神経の調整へ繋げていきます。スティック型のハイボルテージも使用できます。
